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2025.04.30お知らせ
尾西食品 × 一般社団法人YOU MAKE IT~多文化共生について考える外国人向けオンライン防災教室を開催しました~防災教室実施リポートVol.20~
アルファ米等の長期保存食を製造・販売している尾西食品株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長 市川伸介 ※以下、尾西食品)は、2025年1月29日(水)に、一般社団法人YOU MAKE ITが運営する「よるごはんmeeting」にて、外国人住民を対象とした防災教室をオンラインにて開催いたしました。
尾西⾷品では、2021年より、学校や企業・団体と連携し、「⾮常⾷」を通じて未来を担う⼦ども達に防災や備えの⼤切さを「体験」しながら知ってもらう「防災教室」を展開。⼦どもたちの「⽣きる⼒」を育むために、災害についての「主体的」な学びや、地域防災の取り組みへの理解をサポートしています。そして今回、初となる外国人向けの防災教室を一般社団法人YOU MAKE ITにて開催いたしました。
一般社団法人YOU MAKE ITでは、2023年4月より外国人向けの夜の居場所「よるごはんmeeting」を運営し、物理的な居場所であるだけでなく、外国人の皆さんが主体となり、テーマを設け地域貢献活動を行っています。2025年1月は「やさしい防災(BOSAI)をつくろう!」をテーマに、出身国、言語、文化など多様なバックグラウンドを持つメンバーが集まり、みんなにとってやさしい防災について考える機会に尾西食品が登壇いたしました。
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■イベント内容
1. 非常食の基礎講座
日本で暮らす外国人住民にとって、地震や台風などの災害は慣れないものです。防災教室では何故非常食の備えが必要か、ライフラインが遮断する可能性があること、勤務中や外出時に災害が発生した場合にはその場に安全が確認できるまで留まり、食事をする可能性があることを過去の災害の事例と共に説明しました。
加えて、アルファ米の製造方法についての動画を視聴し、実際に調理方法を実演し、試食いただきました。
参加者はアレルギー対応かつハラール認証を取得した数種類のアルファ米をシェアして食べながら、日頃からから備えるローリングストックの方法についても共有しました。
※感想一部抜粋
「アルファ米を初めて食べましたが、非常食とは思えないほど美味しかったです」
「ビリヤニとナシゴレン、美味しいです!ハーラル対応していると安心できます」
「こんなにたくさんの種類があるとは想像していなかった」「食事のシーンで非常食が人と人との交流のきっかけになるかもしれない」
という様々な声が寄せられ、非常食への関心が高まる機会となりました。
2. 災害時の多文化共生について
防災教室後半では、食物アレルギーや宗教上の理由により、食事内容を限定している人が増えており、食の多様性(フード・ダイバーシティ)に配慮された非常食の重要性が高まっていることを伝えました。
災害時の避難所においては色々な事情をもつ人々が集まり、認証マークが付いているものを備えれば安心とは言えません。互いの文化や違いを認め合い、対等な関係を築いて地域社会を構成していくという考え方の中で、参加者からは以下のような意見集まりました。
※一部抜粋
・避難所には様々な食生活の人が集まってくることを知っておいた方が良い
・アルファ米にはアレルギー物質(特定原材料)28品目をパッケージの表に記載しているが、日本語が不自由な人には伝わらないので、イラストにして伝えるといいのではないか
・情報を知った上で食べるかどうかは自分で選択したい
今回の防災教室を通じて、日本文化に慣れた外国人住民が、コミュニケーションをとる上で日本文化に不慣れな外国人と地域を繋ぐ重要な架け橋になれることを再認識しました。またアルファ米の試食は、災害時の避難所での食事を「自分ごと」として知る良い機会になったと思います。
これから非常食がもっと身近になり、また非常時にも、お互い過ごしやすい環境を整えることへの理解が深まることを願っています。


尾西食品は、引き続き多文化共生社会の実現を目指し、商品の開発、防災意識の向上と啓蒙啓発活動に取り組んでまいります。本イベントをきっかけに、在留外国人の防災力向上だけでなく、地域社会全体の防災力強化に繋げたい考えです。
■一般社団法人YOU MAKE IT
・事業内容:在留外国人の就労支援 ・代表理事:楳木 健司
・所 在 地:〒812-0026 福岡県福岡市博多区上川端町9−35 冷泉荘A21
・URL:https://youmakeit.jp/
■尾西食品株式会社
・事業内容:長期保存食の製造と販売 ・代表取締役社長:市川 伸介
・所 在 地:〒108-0073東京都三田3-4-2いちご聖坂ビル3階
・URL:https://www.onisifoods.co.jp/
尾西⾷品では、2021年より、学校や企業・団体と連携し、「⾮常⾷」を通じて未来を担う⼦ども達に防災や備えの⼤切さを「体験」しながら知ってもらう「防災教室」を展開。⼦どもたちの「⽣きる⼒」を育むために、災害についての「主体的」な学びや、地域防災の取り組みへの理解をサポートしています。そして今回、初となる外国人向けの防災教室を一般社団法人YOU MAKE ITにて開催いたしました。
一般社団法人YOU MAKE ITでは、2023年4月より外国人向けの夜の居場所「よるごはんmeeting」を運営し、物理的な居場所であるだけでなく、外国人の皆さんが主体となり、テーマを設け地域貢献活動を行っています。2025年1月は「やさしい防災(BOSAI)をつくろう!」をテーマに、出身国、言語、文化など多様なバックグラウンドを持つメンバーが集まり、みんなにとってやさしい防災について考える機会に尾西食品が登壇いたしました。
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■イベント内容
1. 非常食の基礎講座
日本で暮らす外国人住民にとって、地震や台風などの災害は慣れないものです。防災教室では何故非常食の備えが必要か、ライフラインが遮断する可能性があること、勤務中や外出時に災害が発生した場合にはその場に安全が確認できるまで留まり、食事をする可能性があることを過去の災害の事例と共に説明しました。
加えて、アルファ米の製造方法についての動画を視聴し、実際に調理方法を実演し、試食いただきました。
参加者はアレルギー対応かつハラール認証を取得した数種類のアルファ米をシェアして食べながら、日頃からから備えるローリングストックの方法についても共有しました。
※感想一部抜粋
「アルファ米を初めて食べましたが、非常食とは思えないほど美味しかったです」
「ビリヤニとナシゴレン、美味しいです!ハーラル対応していると安心できます」
「こんなにたくさんの種類があるとは想像していなかった」「食事のシーンで非常食が人と人との交流のきっかけになるかもしれない」
という様々な声が寄せられ、非常食への関心が高まる機会となりました。
2. 災害時の多文化共生について
防災教室後半では、食物アレルギーや宗教上の理由により、食事内容を限定している人が増えており、食の多様性(フード・ダイバーシティ)に配慮された非常食の重要性が高まっていることを伝えました。
災害時の避難所においては色々な事情をもつ人々が集まり、認証マークが付いているものを備えれば安心とは言えません。互いの文化や違いを認め合い、対等な関係を築いて地域社会を構成していくという考え方の中で、参加者からは以下のような意見集まりました。
※一部抜粋
・避難所には様々な食生活の人が集まってくることを知っておいた方が良い
・アルファ米にはアレルギー物質(特定原材料)28品目をパッケージの表に記載しているが、日本語が不自由な人には伝わらないので、イラストにして伝えるといいのではないか
・情報を知った上で食べるかどうかは自分で選択したい
今回の防災教室を通じて、日本文化に慣れた外国人住民が、コミュニケーションをとる上で日本文化に不慣れな外国人と地域を繋ぐ重要な架け橋になれることを再認識しました。またアルファ米の試食は、災害時の避難所での食事を「自分ごと」として知る良い機会になったと思います。
これから非常食がもっと身近になり、また非常時にも、お互い過ごしやすい環境を整えることへの理解が深まることを願っています。


尾西食品は、引き続き多文化共生社会の実現を目指し、商品の開発、防災意識の向上と啓蒙啓発活動に取り組んでまいります。本イベントをきっかけに、在留外国人の防災力向上だけでなく、地域社会全体の防災力強化に繋げたい考えです。
■一般社団法人YOU MAKE IT
・事業内容:在留外国人の就労支援 ・代表理事:楳木 健司
・所 在 地:〒812-0026 福岡県福岡市博多区上川端町9−35 冷泉荘A21
・URL:https://youmakeit.jp/
■尾西食品株式会社
・事業内容:長期保存食の製造と販売 ・代表取締役社長:市川 伸介
・所 在 地:〒108-0073東京都三田3-4-2いちご聖坂ビル3階
・URL:https://www.onisifoods.co.jp/