令和元年台風第19号の豪雨被害のために、久慈川沿いに浸水被害が発生。常陸太田市の西側（旧金砂郷地区）に甚大なる被害が生じ、集落そのものが水没したような状態になりました。
私共の社会福祉協議会では、すぐに市の関連部署と準備を始め、発生から2日後に共同で災害ボランティアセンターを立ち上げ。被災地へのボランティア派遣を約1ヶ月に渡って行いました。
時間をかけることが許されない現場で、その時々に決断していくのは難しい作業です。事前に準備していた通りには、必ずしも進みません。チームとしてどうすべきか、悩みながら全員の意見を聞き、結果を怖がらずに、１ヶ月で収束させることを目標に動きました。 尾西食品様には、ご寄付として1000食程度のアルファ米、パン、おにぎり、クッキーなどをいただきました。

あらかじめ備蓄している食品の中にも、尾西食品さんのものが多く含まれています。
台風19号の時には、被災地域を戸別訪問したときに、被災者の方にアルファ米を差し上げ、「美味しいものでした、ホッとさせていただきました」という声をいただきました。お湯を加えて温かくしたものを、喜んでくださる方が多かったようです。
美味しいものを食べると元気が出て、頑張ろうと前向きな気持ちなります。今後の救済活動にも、さらにアルファ米を活用していきたいと思いました。

災害、水害は頻発していますので、ここ2、3年、行政では備蓄量を増やし、現在、2600食分（1日3食3日分）備蓄しています。各食品に5年ごとに賞味期限が来ますので、毎年内容を更新が必要となります。職員が試食させていただくこともありますが、以前食べた（尾西のアルファ米）五目ごはんなどは、家庭のものよりも美味しいほどで、備蓄食も進化しているのだと感銘を受けました。
これからも、食べる方のことを考え、できるだけ美味しいものを採用していきたいですね。

子供は2人とも食物アレルギーがあるので、食事にはとても気を使っています。現在小2の長女は、0歳のときに卵と小麦のアレルギーが見つかりました。その後、大学病院で経口免疫療法を行い、時間はかかりましたが、両方のアレルギーを克服しました。今もですが、長女が生まれた当時、食品アレルギー対応の商品は近隣のスーパーであまり売られておらず、入手するのにも手間がかかりました。
3歳下の長男は、重度のごまアレルギー。ごまは（食品表示法によって表示が推奨となっている）「特定原材料に準ずるもの21品目」に入っており、表示の義務がないんです。食品に粒ごと含まれていれば避けられますが、すり潰して入っていると、見た目にはわかりません。確実に入っていない食品を選ぶのはとても難しく、特に外食の際には念入りに店とメニューを選ばなくてはなりません。

防災備蓄食も、原材料の確認が必須です。一般的な防災セットに入っているものはシリアルバーやビスケットが多く、うちの子達が食べられるものがないので、おかゆばかり買い足していました。ある時、保育園で防災訓練があったのですが、そこで備蓄食を食べる練習もあり、尾西のアルファ米「アレルギー対応五目ごはん」「わかめごはん」が出たんです。お水やお湯を入れるだけなのに、とても美味しくて驚きました。子供達もパクパク食べていて、ぜひ我が家に備蓄しておきたいと思いました。

アレルギー対応で安心ですし、味のバリエーションを楽しみながら備えられるのはありがたいですね。日常でも利用していて、朝にごはんを炊くのを忘れてしまって慌てた時にも、アルファ米は熱湯を注いで15分でできるので、とても便利なんです。長女のための食品アレルギー対応の米粉パンも、普通は冷凍のものが多いですが、尾西さんのものは常温保存できるので、大量に買っておけてすごく助かります。これからも尾西の食品を日々の食事に活かしつつ、いざという時に備えていきたいです。

「車いすテニス」を始めたのは、病気で歩けなくなり（先天性疾患による、両下肢機能障がい）、絶望していた時でした。このスポーツに出会って、改めて人生もスポーツも楽しいものだと実感しました。そして私の人生に色をもたせてくれました。私を応援してくれる素敵な方々との出会いがあります。車いすテニスをしていなければ味わえなかった達成感や努力する姿勢は、テニス以外の様々なシチュエーションでも活かされていると思います。

海外遠征の時でも、どうにかお米を食べることができないかとインターネットで探していた時に、尾西食品のアルファ米の存在を知りました。お湯かお水を注ぐだけでの手軽な調理で出来上がる保存食ということなので、正直、味には期待していませんでした。実際に食してみると、こんなにおいしいご飯がなんでできるの？！と驚きました。

日常生活だけでなく、試合前にお米を食べることは、私にとってとても重要なことなのです。お米を食べると、モチベーションが上がり最大のパフォーマンスを発揮することができると私は信じています。だから、海外遠征時には尾西食品のアルファ米は朝昼晩欠かせません。また、試合と試合の間のエネルギーチャージとしてもいただいています。試合前の緊張している時にいただくおいしい日本の味は、緊張をパワーに変えてくれるのかもしれません。だから、毎回持ってきて良かった！と感じます。

尾西食品のアルファ米はバリエーションが豊富で、私も数々の製品を食べてきましたが、最近の一番のお気に入りは「わかめのおにぎり」です。「おにぎりシリーズ」は、試合前の時間がない時でも手を汚さず簡単に食べられ、遠征中不足しがちなミネラルを手軽にとることができます。そして何よりも好物のわかめごはんを食べることによって戦うモチベーションが上昇するからです！
簡単便利にもかかわらず、ナチュラルでおいしいご飯が味わえる尾西食品のアルファ米が、もっともっと多くの人に広がれば良いと思っています。