What’s New

2023.12.26お知らせ

海老名市立今泉小学校で防災教室を実施しました ~防災教室実施リポートVol.17~

 1020()に今泉小学校の4年生を対象とした非常食や備えの大切さについて学ぶ防災教室を実施しました。
  今まで4年生は、災害時に地域でどんな事が起こるのか、大きな地震はどれほどの揺れなのか体感を通して学んできました。
 最初になぜ長期保存の非常食が必要かをグループで実施し考えさせました。
災害時には、「お店に行っても売り切れているかもしれない」「道路が壊れていたら車が通れない」「停電になるかもしれない」など、意見を出し合わせた後に尾西食品から、非常食の種類や選び方のポイントを伝えました。
 アルファ米のきのこごはんの製品を開封させ、各自作らせました。ごはんに戻るまでの待ち時間に非常食の進化、世の中でもローリングストックに適しているものが増えていることやなぜローリングストックが必要か伝えました。

 

 
 お待ちかねの実食タイムでは、「美味しい!」という歓声が沢山上がりました。
きのこが苦手で、『きのこごはん』という名前から美味しく食べられるのか不安に思っていたと伝えてくれた児童が何人もいたのですが、「嫌いなはずなのに、このきのこごはんは美味しい!」「これなら食べられる!」「炊き込みご飯みたい!」「いい匂いがする!」と言って笑顔を見せてくれました。



 今回の授業を通して、災害時に備えた非常食のイメージが出来た様子でした。
※以下、授業終了後に沢山の感想をいただきました。(原文ママ)
・きのこごはんがとても美味しかった。災害時にこのようなごはんが食べられると思うと少し幸せになれると思う。
・ローリングストックをやってみたい。好きなひじょうしょくをみつけてストックしようと思いました。
・おこめでできためんとか思いもしないような商品があっておどろきました。
・アルファ米がどのように作られているかを見ることができて楽しかった。
・もっと防災のことをしりたいと思いました。
・尾西食品はいろいろな歴史を通ってわたしたちの元にとどいたのだとわかりました。

 児童たちは見て体験したこと、授業で聞いたことをぐんぐんと吸収していく姿が印象的でした。災害を「自分ごと」として知るとともに、好きな非常食を日常に取り入れる事が防災に繋がることも学んでくれた様子が伝わりました。
ぜひこれからも、楽しく体験しながら防災について学んでいってもらえたらと思います。

■尾西食品の防災教室について■
 昨年より、SDGsの課題解決や探究学習を実施している学校から、企業取材や防災教室の依頼が増えており、そうした教育現場の要請にこたえるべく、新しい体験型の“防災教室”として、オンラインでも受講可能な講座を実施しております。
※「防災教室」 詳細はこちら https://www.onisifoods.co.jp/school/

 東日本大震災を契機として、企業や学校でも防災への取り組みが進む中、2020 年より文科省指導要領の改訂に伴い、新しい時代に対応する「防災教育」が掲げられ、教科書・マニュアルにとどまらない「主体的」な学びが求められております。尾西食品では学校や企業と連携し、「非常食」を通じて未来を担う子ども達に防災や備えの大切さを「体験」しながら知ってもらう活動や取り組みを進めています。