What’s New

2023.10.24お知らせ

港区立高輪台小学校で防災教室を実施しました ~防災教室シリーズVol.15~

 高輪台小学校では、毎月避難訓練を実施、災害時を想定して児童の発達段階に応じた防災教育・体験活動を行っています。
尾西食品の本社の近くにある小学校というご縁もあり、毎年防災教室を行わせてもらっており、今回で3回目となります
今年は5年生の児童を対象に、アルファ米をはじめとした非常食や備蓄の重要性ついて学んでもらいました。





 どうして非常食が必要なんだろう?という問いかけに、「食べ物が無いと困る!」「水道や電気が止まってしまうから」と普段から防災について学んでいる様子が伺えました。クラスごとに学びを深め、なぜ3日分の備えが必要か更に深掘りしました。
その後アルファ米の製造工程の動画を視聴し、災害時の食事のアレルギー対応やハラル対応などの必要性を学びました。
 授業の最後にこれからの行動について発表する時間には、
「もし避難所に行くようなことになった時に、アルファ米があったらアレルギー対応や宗教やハラル対応をしている事を困っている人に教えてあげます。」
と頼もしい言葉を聞かせてくれました!!

 自分達で作ったアルファ米を食べた感想は「家のごはんと同じくらい美味しい!!」「かき混ぜるのを忘れてしまって固い部分があった」と様々でした。
被災体験のない児童がどのように災害に備えていくか、防災教室や、高輪台小学校の取り組みを通じて、災害を「自分ごと」として知る良い機会になったのではないでしょうか。
ぜひこれからも、非常食を身近に、そして楽しく体験しながら防災について学んでいってもらえたらと思います。

■尾西食品の防災教室について■
 東日本大震災を契機として、企業や学校でも防災への取り組みが進む中、教科書・マニュアルにとどまらない「主体的」な学びが求められています。尾西食品では全国の学校や地域と連携し、実際に非常食を「体験」しながら防災や備えの大切さを学ぶ活動を進めています。