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2023.09.22お知らせ

茨城県立鉾田第一高等学校と交流会を実施しました

アルファ米のアレンジレシピ集を作成した茨城県立鉾田第一高等学校(飯山美都子校長)の有志グループ EEM (earthling exchange meeting)の皆さんと交流会を実施しました!

EEMは、食のSDG'sを探求し、備蓄アルファ米が賞味期限内に有効活用できずに廃棄されるケースがあるということを知り、無駄のない備蓄の更新につなげられるよう、アルファ米のアレンジレシピを校内募集し集めました。
そして兵庫で開催されたコンテストに応募し、優秀賞を獲得、なんとその賞金でレシピ集を製本し尾西食品にも送ってきてくれました。ありがとうございます!

メンバーが描いた表紙、右側のキャラクターは、鉾田一高のイメージキャラクターの ほこれおくん。
中は、優しい色遣いに、中学生が描いた可愛いイラスト付きです。


収録アレンジレシピの一部をご紹介。
<雷おこし>


<この1品で栄養バランスが整うロールキャベツ>


大里和(なみ)さん:出来るだけ多くの人に食品ロスの問題を知って欲しい、災害備蓄食品に対するイメージに、実はこんなに美味しくてアレンジの方法もある事を伝えたいと思って、このレシピ集を作成しました。大学の先生に細かくアドバイスをいただいたり、全てのレシピを皆で作ってみたり、長い時間をかけて作ったレシピ集なので、完成した時はとても嬉しかったです。


鬼澤由充さん:募集したレシピを実際に作ってみるときに、例えば「塩 お好み」とあったりして調味料の量の調整など味付に苦労しました。細部までこだわって作ったレシピ集なので、出来上がった時はとても嬉しかったです。かすかに残る東日本大震災の記憶の中で、当時災害備蓄食品を知っていれば、災害時の食生活もストレスも少なく過ごせていたのではないかと改めて思います。


中井優希さん:レシピ集そのものの背景をページごとに変えています。色々な人に作ってもらいたいので温かいイメージにしました。レシピごとにGOODポイント、ゼロロスポイントというのを作って示したことも工夫の一つです。このアレンジレシピで実際に料理を作ってくれた人がいて、美味しいと言ってくれて好評でした。


最後にEEMの皆さんから、「食品ロスの観点から、ローリングストックを広めていきたいと思っています。期限が来たら食べるというよりは、普段から定期的に食べて欲しいと思っているので、その為には是非このレシピ集を活用していただけたら嬉しいです。残りの高校生活でこのレシピをどう広めていくのかが課題だと思っている。」と抱負を語ってくれました。

飯山美都子校長先生は、有志が集まってここまでの活動が出来たのは理想的。尾西食品さんと交流会が出来たのは生徒にとっても良い学びになったと思う。高校生が動き出すと周りが温かく繋がってくれるという可能性を感じましたので、これで終わることなくどんどん繋げて皆のためになることを手繰っていければと思います。とおっしゃってくださいました。

今回の交流会で直接高校生にお話しを伺えたのは、とても貴重な時間となりました。ありがとうございました。 (尾西食品 広報室)