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2023.04.26お知らせ

防災教室シリーズVol.13 東京都立赤羽北桜高等学校 防災教室 オンライン実施リポート ~アルファ米体験で今までの学びを具現化!~

  この度、3月13日(月)に、令和3年に開設した東京都立赤羽北桜高等学校(住所:東京都北区 ※以下、赤羽北桜高校)にて保育・栄養科の1年生69名を対象とした非常食についての防災教室を実施しました。
 今回の防災教室では非常食の種類や何故必要なのか、災害の備えについて説明した後にアルファ米の製造工程や歴史についての動画を視聴し、非常食の活用方法を共有しました。また、フードダイバーシティや環境配慮について学び、備蓄の重要性や選ぶポイントも伝えました。
 「災害時にインフラが止まったらどうなるだろう。」と防災について自分事として考えるきっかけとなったようです。
生徒たちはお米について今まで学校の授業で学んだことがあり、「アルファ米の『アルファ』ってこの事だったんだ!」と今までの学びを実際に理解することができた様子でした。
  
その後実際にアルファ米を作って食べてみて、想像を超えるものだったという感想があがりました。
・これはいくらで売っていますか?値段以上においしいと思う。
・食べてみたらうまくかき混ぜられていなかった。
・お湯を入れてからかき混ぜるのが思っていたより難しかった。
・カップラーメンは水でも作れるのか試してみよう。
  
 また今回の防災教室は「生活産業基礎」という職業について学ぶ科目中での取り組みであり、生徒たちからは食に関する会社で働く理由やどのような想いがあるのかという質問も多くあがり、仕事への具体的なイメージをもった様子でした。生徒たちの質問から非常食に対して積極的に関心を持ち、学ぼうとする姿勢を強く感じました。

 尾西食品は今後とも各地域や自治体との連携を図りながら、非常食を通じて、被災体験のない子ども達にも災害の備えを自分事として意識してもらえるような啓発活動をしてまいります。

■尾西食品の防災教室について■
 昨年より、SDGsの課題解決や探究学習を実施している学校から、企業取材や非常食についての取材依頼が増えており、そうした教育現場の要請にこたえるべく、コロナ禍での新しい“防災教室”として、オンラインでも受講可能な教室を実施しております。 ※「防災教室」 詳細はこちら https://www.onisifoods.co.jp/school/

 東日本大震災を契機として、企業や学校でも防災への取り組みが進む中、2020年より文部科学省の指導要領改訂に伴い、新しい時代に対応する「防災教育」が掲げられ、教科書・マニュアルにとどまらない「主体的」な学びが求められております。尾西食品では学校や企業と連携し、「非常食」を通じて未来を担う子ども達に防災や備えの大切さを「体験」しながら知ってもらう活動や取り組みを進めています。