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2023.04.17お知らせ

防災教室シリーズVol.12 埼玉県富士見市立針ケ谷小学校 防災教室 オンライン実施リポート ~アルファ米を体験「非常食=おいしい」家族に自ら学びを伝える~

 尾西食品株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長 古澤紳一 ※以下、尾西食品)は2月14日(火)に針ケ谷小学校(埼玉県富士見市)との取り組みで、オンラインにて防災教室を実施しました。

 

 針ケ谷小学校では今回、1年間をかけて防災について学んできた4年生44名を対象に、総合的な学習の時間を利用し、アルファ米の防災教室を実施しました。まず初めにグループに分かれて、自宅に備えてあるものは何か、児童達に話し合ってもらいました。

 尾西食品からは、なぜ非常食が必要なのか、どんな種類があるかについて伝えた後にアルファ米の製造工程などを動画で視聴してもらいました。その後、尾西食品は、アレルギー対応やハラル認証について説明し、アルファ米の作り方を実演しながら、おいしく作るコツについて話し、「非常食を日常から食べ慣れてもらいたい」また、「家族の形に合ったものをぜひ備えてほしい」と伝えました。
 
防災教室の後、児童からは、様々な感想が寄せられました。 ※一部抜粋
作って食べるという経験を通して、難しいものだと思っていた非常食の印象が変わった様子です。

<当日の感想>
・非常食なので、あまりおいしくないと思っていましたが、予想を超えるぐらいおいしかったです。
・災害時には、ストレスが溜まると言われていて、おかしなど甘いものがやすらぎになると知ったので、家の非常食を見直したいです。
・家で作ったたけのこごはんよりおいしいかも・・・と少し思ってしまいました。
・しっかり混ぜないと固くなったり、味が濃くなったりしてしまうので、次からは気をつけて作ろうと思いました。
・麺類があることに驚きました。うどんの仕組みについても知りたいです。
・すべての人のことを考えて作られているのが伝わりました。
・災害時は、暗い所や狭い所で作ることになるかもしれないから、普段から食べて見るのもよいと言われたので、家族に伝えたいと思いました。
・非常食をアウトドアや、登山などに持って行って食べるという考えはなかったのでとても驚きました。
・パッケージにも秘密があって、箱がテーブル代わりになりびっくりしました。
・中にスプーンがついていて、本当に災害が起きたときに便利だと思いました。

 

 針ケ谷小学校の児童は、防災教室で感じたことを、思い思いの言葉で伝えてくれました。感想の内容からも、主体的に防災について学ぶ姿勢がうかがえます。非常食に対する印象が変わった様子で、あまりおいしくないと思っていた児童も多かったですが、実際にアルファ米を体験することで、実は作り方が簡単でおいしく食べられること、バリエーションが豊富なことを知りました。防災用品の見直しとともに普段から食べ慣れることを家族にも伝えたいという声もありました。そして、非常食がなぜ大切なのかなどを「自分ごと」として学び、防災をより身近に感じられる機会になったのではないでしょうか。
後日、針ケ谷小学校の児童さんが素敵なお手紙をたくさん送ってくれました!!感激です!

尾西食品では、一人でも多くの子ども達に身近な「食」を通じて防災に興味を持ってもらえるよう、今後も防災教室を継続してまいります。

■尾西食品の防災教室について■
 昨年より、SDGsの課題解決や探究学習を実施している学校から、企業取材や防災教室の依頼が増えており、そうした教育現場の要請にこたえるべく、コロナ禍での新しい“防災教室”として、オンラインでも受講可能な講座を実施しております。 
※「防災教室」 詳細はこちら https://www.onisifoods.co.jp/school/

 東日本大震災を契機として、企業や学校でも防災への取り組みが進む中、2020年より文科省指導要領の改訂に
伴い、新しい時代に対応する「防災教育」が掲げられ、教科書・マニュアルにとどまらない「主体的」な学びが求められております。尾西食品では学校や企業と連携し、「非常食」を通じて未来を担う子ども達に防災や備えの大切さを「体験」しながら知ってもらう活動や取り組みを進めています。