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2023.01.19お知らせ

防災教室シリーズVol10. 品川区立第三日野小学校 防災教室 実施リポート~防災キャンプで食べたアルファ米・探究学習でさらに深い学びに~

 尾西食品株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長 古澤紳一 ※以下、尾西食品)は11月22日(火)に東京都品川区立第三日野小学校(以下、第三日野小学校)との取り組みで、学校体育館にて防災教室を実施しました。

 


 第三日野小学校では、5年生が「防災・地震」をテーマに探究学習に取り組んでいます。地域・家・学校のチームに分かれ、防災グッズや設備、非常食について調査し、12 月の学習発表会に向けての探究を進めていました。今回は各チームから集まった総勢70 名を対象にアルファ米の防災教室を実施しました。

 児童は、事前の秋の防災キャンプでアルファ米を食べた経験があり、改めて今回企業の歴史やアルファ米のしくみについて学ぶ機会となりました。これまでの調査内容も踏まえ、興味津々で説明に耳を傾けてくれました。

 授業の中では、児童からアルファ米の種類や、歴史、パッケージの工夫などについて、沢山質問が出ました。パッケージの工夫について、新製品の『一汁ご膳』の外箱がお膳代わりになるということを実演すると、子ども達からは「すごい!箱が工夫されていて非常時も便利!」と感心の声や拍手が聞こえる場面もありました。
 今回の防災教室について様々な感想が寄せられ、各児童が主体性をもって授業に参加してくれたことがうかがえました。
以下、一部を抜粋いたします。


<本日の感想>
・非常食の作り方を見たり聞いたりしたことが一度もなかったので、動画で分かりやすく理解できました。
・アルファ米の非常食は手間暇をかけて丁寧に作られていることを知りました。
・これまで非常食についての関心があまり高くなかったのですが、話を聞いて知識が災害時に役立つと思いました。
・家で備えている非常食を、家族と相談しながら食べてみようと思いました。
・非常食はアルファ米や乾パン、ビスケットくらいだと思っていましたが、うどんやカレーライスなど色々な種類があると知り、驚きました。
・家に帰って、尾西食品のホームページでアレンジレシピを調べたら、すごくたくさんのレシピがあって驚いたし、とても美味しそうでした。
・家に非常食がたくさんありますが、帰ってみたら、ほとんどの食品の賞味期限が切れていることに気づきました。日常的に食べて、美味しかったものをまた買って備えるようにしたいと思いました。

 

 授業後に児童に話を聞くと、「クラスメイトが尾西食品のアルファ米について調べていて、とても気になっていた。今日は話を聞くのが楽しみだった」「自分でも商品を色々探してみたい」と教えてくれました。
 また、先生からは「児童が直接商品に触れ、会社の人と接してお話を伺うのはとても貴重な機会でした」とのお言葉をいただきました 。
12月の学習発表会では、児童たちによる学習成果の発表が行われ、非常食の歴史やおいしく作るコツ、ローリングストックなども扱い、授業で学んだことが生かされていた、とご報告いただきました。

 これまで、児童は 防災キャンプでのアルファ米 の試食や、備蓄の非常食の配布などの経験を通して非常食を知っていましたが、探究学習の中で「課題意識」を持ち、自ら調査や研究をしたことで、さらに防災・非常食 への理解も深まったのではないでしょうか。
 尾西食品では、一人でも多くの子ども達に身近な「食」を通じて防災に興味を持ってもらえるよう、今後も防災教室を継続してまいります。

■尾西食品の防災教室について■
昨年より、SDGsの課題解決や探究学習を実施している学校から、企業取材や防災教室の依頼が増えており、そうした教育現場の要請にこたえるべく、コロナ禍での新しい 防災教室 として、オンラインでも受講可能な講座を実施しております。
※「防災教室」詳細はこちら https://www.onisifoods.co.jp/school/

 東日本大震災を契機として、企業や学校でも防災への取り組みが進む中、2020 年より文科省指導要領の改訂に伴い、新しい時代に対応する「防災教育」が掲げられ、教科書・マニュアルにとどまらない「主体的」な学びが求められております。尾西食品では学校や企業と連携し、「非常食」を通じて未来を担う子ども達に防災や備えの大切さを「体験」しながら知ってもらう活動や取り組みを進めています。