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2023.01.19お知らせ

防災教室シリーズVol9. 奈良県橿原市立今井小学校 オンライン防災教室 実施リポート~アルファ米を体験・ 「一人ではない!協力することの大切さ」を学ぶ~

 アルファ米等の長期保存食を製造・販売している尾西食品株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長 古澤紳一 ※以下、尾西食品)は、地域社会や自治体と連携のもと、子ども達に防災や備えの大切さを「体験」しながら身近に感じてもらう活動を進めております。この度、11 月8 日(火)に、奈良県橿原市立今井小学校(住所:奈良県橿原市※以下、今井小学校)との取り組みで、オンライン「防災教室」を実施いたしました。

 


 今回は、今井小学校5 年生全員の57 名を対象とし、総合学習の時間で「一人ではない!協力することの大切さ」を学ぶというテーマのもと、防災教室を実施。体育館に集合し、グループワーク形式で児童たちが意見を交換しながら、非常食を学習しました。

 まず、自宅にどんな非常食の備蓄があるか、各グループでワークをしたところ、児童からは、水・乾パン・ごはん・カップ麺・レトルトカレー・ゼリー・お菓子など様々な回答があり、約9 割の家庭で何かしらの食料の備えがあることがわかりました。

 当社より非常食の必要性、種類、活用法を伝えた後、アルファ米の製造過程の動画を見てもらい、アルファ米がどうやって作られるか、理解を深めてもらいました。
 児童からは、「非常食の歴史を教えて欲しい」「人気の商品は何か」「尾西食品で働こうと思った理由が知りたい」など沢山の質問があがり、関心を持って参加してもらえた様子が伺えました。

 また、今回児童達には、実際に「お湯」を入れて作った4 種類のアルファ米を食べてもらいました。初めてアルファ米を作る児童も多く、グループ全員で協力し合いながら、楽しく取り組んでくれました。

児童達からは、授業や実際にアルファ米を食べてみた感想が寄せられました。以下、一部抜粋いたします。
<授業でわかったこと・感想>
・非常食は思っている以上においしくて、いろいろな人にも食べられるということがわかった
・もっとたくさんの種類を食べてみたい
・非常食は長持ちするし、いつでも食べられるし、おいしいからいいなと思った
・思ったより作るのが簡単で良かった
・どれも作りたてのホカホカの炊き込みご飯みたいで美味しかった
・災害で大変な時も美味しい非常食が食べられると考えたら幸せだと思う

児童は、アルファ米を作る体験を通じて、防災を学ぶとともに、今回のテーマである「協力することの大切さ」を 知る機会となったのではないでしょうか。今後も一人でも多くの子ども達に身近な「食」 を通じて防災に興味を 持ってもらえるよう、防災教室を 継続してまいります。

■尾西食品の防災教室について■
昨年より、SDGsの課題解決や探究学習を実施している学校から、企業取材や防災教室の依頼が増えており、そうした教育現場の要請にこたえるべく、コロナ禍での新しい 防災教室 として、オンラインでも受講可能な 講座を実施しております。
※「防災教室」 詳細はこちら https://www.onisifoods.co.jp/school/

東日本大震災を契機として、企業や学校でも防災への取り組みが進む中、2020 年より 文科省 指導要領 の 改訂 に伴い、新しい時代に対応する「防災教育」が掲げられ、教科書・マニュアルにとどまらない「主体的」な学びが求められております。 尾西食品では学校や企業と連携し、「非常食」を通じて未来を担う子ども達に防災や備えの大切さを「体験」しながら知ってもらう活動や取り組みを進めています。