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2022.11.30お知らせ

防災教室シリーズVol8. 静岡大学教育学部附属浜松小学校 オンライン防災教室 実施リポート~ 非常食について学び・地域に住む海外の方にも「防災」を伝えていく~

 アルファ米等の長期保存食を製造・販売している尾西食品株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長 古澤紳一 ※以下、尾西食品)は、地域社会や自治体と連携のもと、子ども達に防災や備えの大切さを「体験」しながら身近に感じてもらう活動を進めております。この度、9月21日(水)に、静岡大学教育学部附属浜松小学校(住所:静岡県浜松市 ※以下、浜松小学校)との取り組みで、オンライン「防災教室」を実施いたしました。

 

 今回は、浜松小学校3年1組と2組の約70名を対象とした防災教室を実施。各教室からオンラインで参加した児童達は熱心に非常食の重要性や、アルファ米製造工程の説明に耳を傾けていました。
浜松小学校は以前より、自治体や静岡大学教育学部 藤井研究室との連携で、防災講座などの取り組みを実施しています。また、英語教育にも力を入れており、今回の防災教室で学んだことを生かして、自分のおすすめする非常食を伝え合う活動をします。

 まず、自宅の備蓄について尋ねたところ、多くの児童の手が挙がり、「乾パン」があるとの回答や、非常食の必要性については、「洪水や災害で家のものが流れてしまうから、非常食をリュックに入れて避難するため」といった意見が出ました。
 また児童からは「これまで何種類の非常食を作ったのか」「非常食を開発する上で気を付けることは何か」「なぜ非常食を作ろうと思ったのか」など沢山の質問が出ました。
 日常の中でもさまざまな非常食を楽しんでもらえるよう、非常食商品ラインナップを増やしていることなどを伝え、是非身近なものとして、普段から食べ慣れてほしいと伝えました。

 今回、児童達には実際に「水」でアルファ米「尾西のたけのこごはん」を作る体験をしてもらいました。商品が一人ひとりに配布されると、「どうやって作るのかな」「賞味期限が長いね」と興味津々な様子でした。
初めてアルファ米を作る児童も多かったようですが、お互いに教え合いながら、「お水をいれるとどんどんアルファ米が水分を吸ってる!」「美味しく出来上がるといいな」と楽しく取り組んでくれました。
その後、児童達には給食の時間に自分で作ったアルファ米を食べてもらい、様々な感想が寄せられました。

※以下、一部抜粋
<防災教室について>
・いろいろな非常食があることを知った        
・非常食の歴史について話してくれて、非常食のことがわかった

・誰でも簡単に作れるのでいいなと思った      
・5年6か月も賞味期限が切れないことにびっくりした

・尾西食品の工夫を知れてよかった          
・全国に出荷されているので、海外の人も食べるのかなと思った

 
<試食の感想> 
・ごはんはふっくらふわふわ、たけのこはシャキシャキしていて、びっくりするくらいおいしかった
・自分たちには少し量が多いかなと思ったけど、もっと日頃から食べていれば慣れると思う  
・ごはんを自分で作って、自分で食べられたのがうれしかったし、おいしかった
・他の味のアルファ米やカレーうどんなども食べてみたい

 


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https://www.chunichi.co.jp/article/550208?rct=h_shizuoka
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1126545.html
 児童達は非常食について学び、自分たちで作り食べてみる体験を通じて、地域住民との連携や地域に住む海外の方に伝えるための準備として、大変よい機会となったのではないでしょうか。参加後の感想からも、一人ひとりが主体的に取り組んでくれた姿勢を感じました。一人でも多くの児童達に身近な「食」を通じて防災に興味を持ってもらえるよう、防災教室を継続してまいります。


■尾西食品の防災教室について■
昨年より、SDGsの課題解決や探究学習を実施している学校から、企業取材や防災教室の依頼が増えており、そうした教育現場の要請にこたえるべく、コロナ禍での新しい“防災教室”として、オンラインでも受講可能な講座を実施しております。 
※「防災教室」 詳細はこちら https://www.onisifoods.co.jp/school/

東日本大震災を契機として、企業や学校でも防災への取り組みが進む中、2020年より文科省指導要領の改訂に
伴い、新しい時代に対応する「防災教育」が掲げられ、教科書・マニュアルにとどまらない「主体的」な学びが求められております。尾西食品では学校や企業と連携し、「非常食」を通じて未来を担う子ども達に防災や備えの大切さを「体験」しながら知ってもらう活動や取り組みを進めています。