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2022.10.05お知らせ

防災教室シリーズ Vol7. 港区立御田小学校 防災教室 実施リポート ~ 非常食を知る機会を・普段から「食べ慣れておく」ことが大切~

アルファ米等の長期保存食を製造・販売している尾西食品株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長 古澤紳一 ※以下、尾西食品)は、地域社会や自治体と連携のもと、子ども達に防災や備えの大切さを「体験」しながら身近に感じてもらう活動を進めております。この度、9月 17 日(土)に、港区立御田小学校の避難訓練にて非常食についての防災教室を実施しました。

 御田小学校では、毎月避難訓練を実施。災害時を想定して児童の発達段階に応じた防災教育・体験活動を行っています。今回は「学校が地域の避難所であることを知り、防災意識を高める」「防災について出来ることを地域の人と連携し学習する」ことを目的とし、学校・地域の防災協議会・消防署・PTAボランティアが連携して5・6年生の児童を対象とした避難所運営・非常食についての学習・消火器体験を実施しました。

 尾西食品のブースでは、非常食の重要性、種類や活用法、災害の備えについて説明するとともに、児童からの非常食に関する様々な質問に答えました。
防災教室が開始になると、テーブルに並んでいる非常食を見て、児童たちは「見たことがある」「美味しそう、食べてみたい!」「どうやって食べるの?」「何年もつの?」と早速、興味津々な様子でした。

 


 非常食を知っている児童も多く、「アルファ米を以前に食べたことがある」「家にあるよ」といった声も多く聞こえ、非常食への関心の高さが伺えました。
生米・炊いた米・アルファ米を比較して見てもらうと、「炊く前のお米と違うね」「アルファ米ってこんな感じなんだ!」と、アルファ米の製造方法や食べ方について熱心に耳を傾けていました。
非常食を日頃から食べ慣れてもらうことで、いざという時にも安心して食べられることの重要性を伝え、自宅でも非常食について考えてほしい旨を説明しました。今回は避難訓練の一環として、「尾西のわかめごはん」が配布され
たため、「是非自宅で作って、食べてみてほしい」と伝えたところ、「帰ったらすぐに作ってみたい」「食べるのが楽しみ!」「ほかの味も食べてみたい」といった声が出ていました。

 また、避難訓練では非常食の学習以外に、段ボールハウスの組み立て、マンホールトイレや消火器体験が行われました。普段なかなか体験できない内容が多いですが、非常時には学校が避難所となり、地域の方を受け入れることになります。その時に、日常で学校を使っている自分たちが率先して動けるように、一所懸命取り組んでいました。

 


今回の防災教室でも、児童たちが非常食に対して積極的に関心を持ち、学ぼうとする姿勢を強く感じました。今後も各地域や自治体との連携を図りながら、非常食を通じて、被災体験のない子ども達にも災害への備えを自分事として意識してもらえるような啓発活動をしてまいります。

■尾西食品の防災教室について■
昨年より、SDGsの課題解決や探究学習を実施している学校から、企業取材や非常食についての取材依頼が増えており、そうした教育現場の要請にこたえるべく、コロナ禍での新しい“防災教室”として、オンラインでも受講可能な教室を実施しております。 ※「防災教室」 詳細はこちら https://www.onisifoods.co.jp/school/

東日本大震災を契機として、企業や学校でも防災への取り組みが進む中、2020 年より文部科学省の指導要領改訂に伴い、新しい時代に対応する「防災教育」が掲げられ、教科書・マニュアルにとどまらない「主体的」な学びが求められております。尾西食品では学校や企業と連携し、「非常食」を通じて未来を担う子ども達に防災や備えの大切さを「体験」しながら知ってもらう活動や取り組みを進めています。