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2022.09.22お知らせ

防災教室シリーズVol.6 港区立高輪台小学校 防災教室 実施リポート ~1年に一度非常食について考える機会を・非常時に大切な食と防災~

 尾西食品株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長 古澤紳一 ※以下、尾西食品)は9月3日(土)、港区立高輪台小学校の防災教室にて非常食の防災教室を実施しました。
 高輪台小学校では、毎月避難訓練を実施、災害時を想定して児童の発達段階に応じた防災教育・体験活動を行っています。2021年度に引き続き、尾西食品では全学年の児童を対象に、アルファ米をはじめとした非常食や備蓄の重要性ついて学んでもらう防災教室を実施しました。

 

 防災にまつわる様々な内容について、高輪台小学校教職員の方をはじめ、高輪地区防災ネットワークや消防署、PTAボランティアの方による授業が行われました。尾西食品では、なぜ非常食が必要なのか、種類や活用法、製造工程、災害の備えについて説明するとともに、児童からの非常食に関する様々な質問に答えました。


 昨年度の防災教室で非常食について説明した内容を覚えてくれている児童も多く、また、「尾西食品の商品が家にある」と教えてくれた子も複数いて、非常食について関心を持ってくれている様子がうかがえました。
授業では、「アルファ米の味は何種類あるのか」「お茶でもアルファ米は戻るのか」「どれも美味しそうで迷う」「甘いパンやライスクッキーも家にほしい」などといった声が上がりました。今年はアルファ米の製造工程の動画も一緒に視聴しましたが、「こんな風に作っているんだ」「製造する機械の迫力がすごい」「食べたくなった!」と興味津々な様子でした。

 

 今回の防災教室では尾西食品の非常食以外にも、体育館に設置された避難所を見学や起震車体験、AEDの使い方の説明などが行われました。一部の学年ではアルファ米やライスクッキーなどの非常食の配布もあったため、是非自宅で家族と食べる機会を持ってほしい、と伝えました。尾西食品の防災教室では、普段から非常食を食べ慣れておくこと、家族にあった非常食を見つけ、備える重要性も説明しています。
 今回の防災教室では、昨年より継続して学んでもらうことで、非常食の認識を深めてもらう機会になりました。今後も各地域や自治体との連携を図りながら、非常食を通じて、被災体験のない子ども達にも災害への備えを自分事として意識してもらえるような啓発活動をしてまいります。

■尾西食品の防災教室について■
 昨年より、SDGsの課題解決や探究学習を実施している学校から、企業取材や非常食についての取材依頼が増えており、そうした教育現場の要請にこたえるべく、コロナ禍での新しい“防災教室”として、オンラインでも受講可能な 教室を実施しております。
※「防災教室」 詳細はこちら https://www.onisifoods.co.jp/school/

 東日本大震災を契機として、企業や学校でも防災への取り組みが進む中、2020 年より文部科学省の指導要領改訂に伴い、新しい時代に対応する「防災教育」が掲げられ、教科書・マニュアルにとどまらない「主体的」な学びが求められております。尾西食品では学校や企業と連携し、「非常食」を通じて未来を担う子ども達に防災や備えの大切さを「体験」しながら知ってもらう活動や取り組みを進めています。